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長澤まさみは野球よりサッカー『鈴木みそにとっての野球』 漫画家・鈴木みそ インタビュー(7)

長澤まさみは野球よりサッカー『鈴木みそにとっての野球』 漫画家・鈴木みそ インタビュー(7)

連載
漫画家・鈴木みそ インタビュー
鈴木みそ流の学習漫画
「マンガ 物理に強くなる」「マンガ 化学式に強くなる」について

 

今回の内容

本連載は、ルポ漫画や電子書籍出版などで有名な漫画家・鈴木みそさんにお話を聞かせていただくインタビューとなります。

第7回となる今回は、『鈴木みそにとっての野球』について聞かせて頂きました。

漫画家・鈴木みそさんについて

漫画家。1963年8月12日生まれ。静岡県下田市出身。
美術予備校時代、編集プロダクションで、ライター、編集者、イラストレーターとして雑誌作りに関わる。
ゲーム雑誌『ファミコン必勝本』『ヒッポンスーパー』などで、ゲーム攻略、記事、コラム、イラスト、を書く。
東京芸大油絵科除籍後、編集プロダクションから独立。漫画家になる。
ビッグコミックスピリッツ、野球漫画『ネットワーク22』でデビュー。
2013年『限界集落(ギリギリ)温泉』をAmazonでセルフパブリッシュ、1千万円を売り上げて話題になる。

野球は廃れてきた?


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──「マンガ 物理に強くなる」のあとがきには「野球自体が廃れてきた」とお書きになってましたが、どのような出来事があって、そういった印象を持たれたのでしょうか?

NHK大河『真田丸』のきり役で出てた方がいらっしゃいましたよね。そう、長澤まさみさん。彼女はお父さんがサッカーのプロ選手なんですけど。

彼女がまだ高校生ぐらいの頃「野球はいつもおじいちゃんが見てる。お父さんやお父さんの知り合いはみんなサッカーを見てる」って言ってたんですよね。

その時に、野球は年寄りの見るものかなっていう風に感じました。

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あとは、自分の周囲でも50代くらいの方は野球好きが多いですが、30代くらいになるとサッカー好きのほうが多いです。

僕が家で野球を観なくなってからしばらたく経つということもあるのでしょうが、うちの娘も野球のルールは知らなかったようです。

息子も、サッカーはめっちゃうまいんですけど、野球はうまくない。キャッチボールくらいはしたことはありますけどね。


──たしかに、野球が廃れている印象を持つ体験ですね

野球のもつ「リズム」が時代ではない

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野球の試合ってすごくのんびりしていますよね。テレビで観戦している時とかは、攻守交代のチェンジ中にトイレに行ってくるなんてこともできる。


──そうですね。「ながら見」がしやすいスポーツです。

そのゆったりしたリズムは、以前は凄いポジティブな事だと捉えられていました。野球こそ日本人のタイミングと呼吸に合っているスポーツなんだと思いました。

選手がひとりずつ出てきて「やあやあ、我こそは」というような感じで勝負をする。様式で言えば、江戸時代の侍と一緒ですよね。そういうものを日本人は好む。だから野球は廃れない、と当時は言われていました。

しかし今はもう若い人たちは、そういうリズムでは生きていないんじゃないかと、野球と時代のリズムが違ってきたぞ、と思ったんです。


──リズムが違ってきてる。なるほど。

野球独特ののんびりとしたリズムは、悪く言うと「もっさりとして」見えます、それでは今はダメで、もっと早い展開が求められています。

例えば投手が一球一球を投げる時の感覚が長過ぎる点とかがそうです。

メジャーリーグはどうだろう

一方で海外の野球、メジャーリーグは日本の野球に比べてリズムが早いですよね。


──そうですね。

だから、メジャーリーグなら今の時代でも楽しめるんじゃないかなと思って、中継を見てみた事があります。

でも結果として見続けることはできませんでした。

メジャーリーグのいいところ、ダメなところ

楽しめない理由はなんだろうと、その時に考えました。

まずひとつは、出て来る選手に馴染みがない。

もうひとつは、プレイの一つ一つがとてもあっさりしてる。


──単にリズムが良くなるだけでは面白くないということでしょうか

アウトコースへボール玉を投げておいて、次のインコースへの球に対して対応させづらくするというような、将棋のように考えて配球を行うといったような楽しみが無かったんですよね。

投手は「打てるもんなら打ってみろ」と言わんばかりにポンポンポンポンと真ん中に球を投げていく。

そうなるとバッターは配球を読む必要がないから、ただストライクゾーンにボールが来たら振るだけ。ヒットを打っても「バッテリーに読み勝った」というわけではなく「ただ打った」だけ。そういう風に見えました。

その時に「なんてあっさりしたスポーツだろう」と思って、それで見なくなりました。

一個一個のプレーはすごいんです。でも、あっさりし過ぎていて面白味を感じなかった。

それで思ったのは、自分が野球に求めていたのは、「野村スコープ」みたいなものだったのかなということです。

野村スコープ
野球評論家・野村克也が、野球解説に際してストライクゾーンを9分割し、配球を解説、予測するシステム。
1980年代、野村氏が野球解説者を務めていたころ、独自のデータに基づく「野村スコープ」解説をテレビで行っていた。

出典:はてなキーワード


──つまりみそさんにとっての野球は、「戦略」を楽しみたいということだったということでしょうか。

そうです。ルーズヴェルト・ゲームと言われる7-8の派手な試合よりも、ものすごく締まった1-0のロースコアゲームの方が好きなタイプです。


──しかしみそさんのお話を聞いていると、野球そのものに対しての知識はかなり多いですね。

もともと野球はものすごい好きだったんです。しかもデビュー作は野球漫画なんですよ、僕。


──デビュー作は野球なんですか!?

今回のインタビューは以上です。

次回は、『デビュー作、ネットワーク22』について聞いていきます。


鈴木みそ
漫画家
1963年静岡県下田市出身。
美術予備校時代から、編集プロダクション「キャラメル・ママ」のライターとして雑誌作りに関わる。
ゲーム雑誌などで、ゲーム攻略、記事、コラム、イラスト、をこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。
東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。漫画を描く。

twitter: @MisoSuzuki
blog: CHANGE

聞き手・編集:YAQUE 編集部

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07/28

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