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ルールが知られているだけ、野球はまだ恵まれている『今の野球が売り出すべきコンテンツとは?』 漫画家・鈴木みそ インタビュー(11)

ルールが知られているだけ、野球はまだ恵まれている『今の野球が売り出すべきコンテンツとは?』 漫画家・鈴木みそ インタビュー(11)

連載
漫画家・鈴木みそ インタビュー
鈴木みそ流の学習漫画
「マンガ 物理に強くなる」「マンガ 化学式に強くなる」について

 

今回の内容

本連載は、ルポ漫画や電子書籍出版などで有名な漫画家・鈴木みそさんにお話を聞かせていただくインタビューとなります。

第11回となる今回が最終回です。『今の野球が売り出すべきコンテンツとは?』について聞かせて頂きました。

漫画家・鈴木みそさんについて

漫画家。1963年8月12日生まれ。静岡県下田市出身。
美術予備校時代、編集プロダクションで、ライター、編集者、イラストレーターとして雑誌作りに関わる。
ゲーム雑誌『ファミコン必勝本』『ヒッポンスーパー』などで、ゲーム攻略、記事、コラム、イラスト、を書く。
東京芸大油絵科除籍後、編集プロダクションから独立。漫画家になる。
ビッグコミックスピリッツ、野球漫画『ネットワーク22』でデビュー。
2013年『限界集落(ギリギリ)温泉』をAmazonでセルフパブリッシュ、1千万円を売り上げて話題になる。

それでも、野球はまだ恵まれている


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ただね、野球がすごいのは、多くの人はルール知ってるんですよ、まだ。


──そうなんですね

そう。20歳以上であれば、最低限のルールをみんなが知ってると思うんですよ。打ってサードに走る人はいないでしょう。


──そこを疑問に思う人は確かにいないです。そう言われれば、アメフトとかに比べるとルールはまだ浸透している方ですね

アメフトのルールを知っている人はほとんどいません。ラグビーも似たような感じです。

今、野球が売り出すべきコンテンツとは

ラグビーで言うと、2016年のW杯では少し注目されましたよね。やっぱり日本で活躍する人が出てくると話は違いますね。


──そうですね。五郎丸選手とかが話題になりました。

でも野球で、イチローみたいな人が今出てきたとして、日本のプロ野球が盛り上がるかといえば、そんな選手はすぐメジャーリーグに行っちゃうでしょうから難しいかもしれないですね。

メジャーリーグへの挑戦が身近になった今、日本の野球がより3A的になってしまった部分は否めないですよね。


──そういう見方もだいぶあります。

そう考えると「高校野球」に注目したほうがいいんじゃないかなって思うんですよね。


──おっしゃるとおりかもしれないです。高校野球は若年層も見てる人が多いです。第7回で伺ったテンポやリズムという点でも素晴らしい。進行がとても早いんですよね。

そう、早いでしょ。負けたら終わりっていうところにもすごいドラマがある。

自分で言うと、バスケットボールなんですけど、高校の試合は面白くて見るんですけど、プロの試合は見ないんです。それに近いかもしれないです。


──当然ですがバスケットボールも、プレイのレベルは高校の方が下ですよね。

そうなんですよ。だから、プレーのレベルを見ているわけではないんです。

でも負けたら終わりの高校の試合は1試合の重さが違います。おらが高校、おらが町のチームは今年どこまで行くんだろう、次負けちゃったらもう応援できない、だから今見ないと!ということを、学校ごと、地域ごとで行っています。

そういう魅力の方が今はストーリーとして求められているんじゃないかと思います。

つまり、プロ野球選手が毎日高いレベルで野球そのものを行う、そこに視聴者が注目する、という行為がそんなメジャーじゃなくなってしまったってことですよね。

野球人気は正しい位置に来ているのかもしれない

でも、考えてみるとそれは当たり前なことなんですよね。昔のように全員が野球を見てたほう時代の方が異常だったんですよ。


──ああ、なるほど。言われるとそうかもしれません。

日本シリーズとかは、テレビでずーっと30%の視聴率を取っていましたよね。あれはおかしかったんですよ。

野球が好きな人もいればサッカー好きな人も、テニスが好きな人もいるっていうのは、今は当たり前に感じますよね。スポーツ観戦が好きな人が、それまで野球に集中していただけで、今は複数のスポーツに分散したんです。だから、数字が減るのは正しいんです。

そう考えると、野球が凋落したのではないんでしょう。それまでが下駄を履かせすぎていたと僕は見ています。だから、野球自体はまだポピュラーなスポーツの一つです。


──なるほど。じゃあ正しい位置に戻ってきただけだということですね。

はい、野球人気はゆっくりと正しいところにきていると思います。それでもまだ、1試合やれば観客が何万人も入りますしね。やっぱり人気はある方です。

一方で、選手の給料はまだまだ正しくない。ちょっと高すぎるかもしれないとは思います。


──年俸については、メジャーリーグの影響とかもあるところですね。

よくあんな金額でやっていますね、メジャーリーグは。


──高騰した背景には、MLB.TVを始め、リーグやチームが力を合わせて放映権料を徴収するっていうシステムをメジャーリーグは作れたからだと言われています。

そうなんですね。ところで、そういうお金の話はものすごい興味があります。野球とかスポーツはどのようにマネタイズするのかとかっていうのは大事ですよね!


──最後はみそさんらしいお話になりました(笑)
全11回、色々とお聞かせいただきありがとうございました!

今回のインタビューは以上です。本記事で鈴木みそさんへのインタビューは最終回となります。



鈴木みそ
漫画家
1963年静岡県下田市出身。
美術予備校時代から、編集プロダクション「キャラメル・ママ」のライターとして雑誌作りに関わる。
ゲーム雑誌などで、ゲーム攻略、記事、コラム、イラスト、をこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。
東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。漫画を描く。

twitter: @MisoSuzuki
blog: CHANGE

聞き手・編集:YAQUE 編集部

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2014/12/01

19:00~21:00

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〒151-0052 渋谷区代々木神園町2-1

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主催:スポーチュア

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07/28

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