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全面描き直し3回!?『どのように学習漫画を描いてきたか』 漫画家・鈴木みそ インタビュー(1)

全面描き直し3回!?『どのように学習漫画を描いてきたか』 漫画家・鈴木みそ インタビュー(1)

連載
漫画家・鈴木みそ インタビュー
鈴木みそ流の学習漫画
「マンガ 物理に強くなる」「マンガ 化学式に強くなる」について

 

今回の内容

本連載は、ルポ漫画や電子書籍出版などで有名な漫画家・鈴木みそさんにお話を聞かせていただくインタビューとなります。

第1回となる今回は、著書の紹介と『どのように学習漫画を描いてきたか』を聞かせて頂きました。

漫画家・鈴木みそさんについて

漫画家。1963年8月12日生まれ。静岡県下田市出身。
美術予備校時代、編集プロダクションで、ライター、編集者、イラストレーターとして雑誌作りに関わる。
ゲーム雑誌『ファミコン必勝本』『ヒッポンスーパー』などで、ゲーム攻略、記事、コラム、イラスト、を書く。
東京芸大油絵科除籍後、編集プロダクションから独立。漫画家になる。
ビッグコミックスピリッツ、野球漫画『ネットワーク22』でデビュー。
2013年『限界集落(ギリギリ)温泉』をAmazonでセルフパブリッシュ、1千万円を売り上げて話題になる。

これまでに執筆された学習漫画


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下記2冊の学習漫画を軸にしてお話を聞かせて頂きます。

マンガ 物理に強くなる―力学は野球よりやさしい (ブルーバックス)

マンガ 物理に強くなる―力学は野球よりやさしい (ブルーバックス)
関口知彦 (原作)、鈴木みそ(漫画)
2008/8/21

物理はボールを投げる、打つ、捕るより簡単 物理はちっともむずかしくない! 野球のボールを投げる、打つ、捕ることができるのは、すでに物理の原理を体で覚えているから。野球部のエースと楽しく学ぼう!

マンガ 化学式に強くなる―さようなら、「モル」アレルギー (ブルーバックス)

マンガ 化学式に強くなる―さようなら、「モル」アレルギー (ブルーバックス)
高松正勝 (原作)、鈴木みそ(漫画)
2001/6/20

幸ちゃんはなぜモルが分かるようになったのか
化学式が苦手、モルがわからないというのは、闇雲に丸暗記しようとするから。あなたも主人公の幸ちゃんといっしょに、色気や食い気も総動員して、楽しく化学を勉強してみませんか!

ではさっそく、学習漫画の描き方を軸に色々聞かせて頂きます。


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──よろしくお願いします。

鈴木みそです。よろしくお願いします。


──まずは、これまでの学習漫画制作の進め方についてお聞かせ頂きたいのですが

はい


──物理は2年の予定が5年。化学は5年の予定が8年かかったということですが、やはり普通の漫画とくらべて時間はかかるものなのでしょうか?

結構かかりますね。


──物理のほうでいうと、あとがきには3回全面描き直しとありましたが、どのような進め方だったんでしょうか。

そうですね。全体的にすごい量がありました。

実際にネーム(マンガのセリフと構図を決めるスケッチ)を切ってみて「展開分かりにくいんじゃないか」って悩みながら、何度も何度も読み返して進めましたが、ある時バッサリ全部書き直しました。

「これ駄目かもしんない」って思ったら、細かく手直しするより頭からネームをもう一回書き直した方が速かったりするんですよね。

2回目は前より少し良くなります。たまに、悪くなるときもありますけどほとんどは良くなります。


──その間、編集さんとのやり取りはどのような感じで進むんでしょうか。

2週間に1回くらいのペースで編集さんがやってきてくれて、打ち合わせをします。全体で300頁くらいの本なので、毎回30ページぐらいネームを進めます。なので本来は10回の打ち合わせで終わるはず、なんですけど、実際はもう何度足を運んでいただいたかわからないような感じになりました。


──では、5年間の間ずっとそうやって描かれていたんですか?

途中で少し抜けている時はありますが基本的にはそんな感じで。ペースが空いたときは2カ月に1回ぐらいとか。年間10回程しか編集さんと会わない時もありましたね。そこまでやって半分以上来たのに「ちょっとこれやめて、もう一回こっちにしたいんだけど」みたいになったりして、相当行ったり来たりはしました。

普通の雑誌の連載だと描いてしまったものは基本直せないので、最初から描き直しというのは出来ないんですが、1冊描き下ろしというのは、そういう無茶なことも出来てしまうんですね。だからいつまでも終わらない。というのもあります。


──なるほど

あとこの描き下ろしは、通常の連載の合間の空いてる時間に放り込まなきゃいけないんで、予定通りに進まないというのもあります。ページ数的な話で言えば、これ一本に集中できていれば3カ月もあれば描けないことはないんですが。

原作者との打ち合わせはせず、漫画家自身が内容を理解をしていく


──原作者さんとの打ち合わせはどのようにやりますか?

打ち合わせはないですね。一番最初に会ったきりです。バーンッて全部内容をもらうんですよ。

p_interview_misosuzuki_800_02

漫画原作というのは、原作の先生によって全然違うらしいんですよ。ネームのコマ割りまでする人もいれば、セリフすら書かないでシーンだけ小説みたいに書く人とか。

このブルーバックスシリーズに関しては、マンガの原作というより、どんな情報を入れるか。ということを書き出してもらいました。お二人とも現役の高校の先生ですから。

「これとこれが大事」「学生がどこで詰まってて」「どこを重点的にやりたいのか」「これはどういうことなのか」ということを噛み砕いて説明してもらいました。

あとは僕がキャラを作って、どんな設定にして展開させるか。という漫画の部分を作っていきます。自分が理解していないと描くことは難しいので、原作を読みながら内容を理解するために別の本も読んで進めていきます。先生にメールして聞いたりもします。

「原作」というよりは「設定」という形でお願いしています。そういったことを行っているので通常の漫画よりもやはり時間はめちゃめちゃかかりますね。


──キャラクターとしての処理、内容の理解、描き下ろしであることなど、時間がかかる理由がよくわかりました。ありがとうございます。

今回のインタビューは以上です。


鈴木みそ
漫画家
1963年静岡県下田市出身。
美術予備校時代から、編集プロダクション「キャラメル・ママ」のライターとして雑誌作りに関わる。
ゲーム雑誌などで、ゲーム攻略、記事、コラム、イラスト、をこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。
東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。漫画を描く。

twitter: @MisoSuzuki
blog: CHANGE

聞き手・編集:YAQUE 編集部

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07/28

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