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#01 『フィールド・オブ・ドリームス』【ノーパン映画レビュー】

#01 『フィールド・オブ・ドリームス』【ノーパン映画レビュー】

連載
崖っぷちパラシュートガールのノーパン映画レビュー

 

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映画『フィールド・オブ・ドリームス』

—良いも悪いも、これがアメリカ。—

Field of Dreams(1989・米)

 

こんにちは。

“崖っぷちパラシュート・ガール”

本部 萌(もとぶ・もえ)です。

 

2週間、携帯が止まってます。

 

 

外界との連絡手段を確保するために、そして生活の肥やしとするために、これから野球に絡んだ洋画のレヴュー書いていきますよ。

ま正直何より、皆さまが私の記事をきっかけに、映画に対する見解が少しでも広まってくだされば、冥利に尽きる次第でございます。

 

 

 

てかもう本当この際、携帯なんかそれこそ崖っぷちからおぞましく荒れ狂う海の中に、

『パピヨン』のスティーヴ・マックイーンみたいに身投げしてやりたいぜ。

 

 

その先に待ち受けるのは自由か死か

 

だが、恥じて生きるより熱く死ね。

 

それが男のプライド、生きる道。

 

縛られるってのは、性に合わねぇからな

 

 

俺には、こうしてやるのがいいのさ

 

 

 

…(ふぬっ)…ちゃぽん………

 

 

 

 

よし捨てた。ではこの辺にして、本題行きましょう

 

 

 

 

 

第一回は、近年の映画史にそれなりに輝く名作、『フィールド・オブ・ドリームス』です。

かなり有名ですし野球が盛んな国では大ヒットした作品なので、野球そのものに興味がなくても観たことある方は多いと思います。

 

この作品には原作があります。

カナダの小説家、ウィリアム・パトリック・キンセラが何年だかに発表した『シューレス・ジョー』です。

最近(2016年9月19日)、6月にカナダで成立したばかりの安楽死法にてお亡くなりになりました。1997年に交通事故に遭われたそうで、執筆できなくなってたみたいですね。

ニュースでも報道されてたんで、それをきっかけに見直したって方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

 

 

舞台はアイオワ州のど田舎。

主人公レイ・キンセラ(ケヴィン・コスナー)はトウモロコシ畑で生計を立てる貧乏農家ですが、力強く活発で理解もある奥さんアニー(エイミー・マディガン)と幼い娘カリン(ギャビー)と3人でつつましく幸せに暮らしております。

 

ですがレイさん、そんな幸せな家庭を持ちつつも心にはずっと引っかかっていることがありまして、

幼い頃に父ちゃんのジョン(ドワイヤーなんとか)と喧嘩して家出しちゃって、それ以来一度も顔も合わせないまま死別してしまった過去があるんですね。

 

 

原因は原作のタイトルにもなっている、当時人気だった野球選手“シューレス・ジョー”ことジョー・ジャクソンを含む1919年の「ブラックソックス事件」、八百長事件です。

(※Shoeless=靴がない、です。靴履いてないけどスターなんです。

このハングリー精神。応援したくなるよね。)

 

そのジョーが捕まって球界を永久追放になっても彼のファンでいた父ちゃんに対してレイは、「親父は悪者を英雄視してる!」って言ってケンカしたんですよ。

贔屓の選手がどんな立場になっても応援する父ちゃんの姿は美しいと思うし、とはいえ無邪気な子供にはそんな事分かんないし。

こんな事件が親子を引き裂くなんてあるんかいな…

そりゃタダでさえ失意のうちに人生終えたジョーも余計死にきれないわ

 

という過去を抱えたレイさんなのですが、ある日いつも通り畑仕事してたら、なんか変な声が聞こえるんです

 

 

 

「それを造れば、彼はやってくる…」(=“”If you build it, he will come.”)

 

 

 

その言葉にビビビッと来たレイは、周囲の嘲笑う目をよそに、生活の糧であるトウモロコシ畑を潰してちっちゃい野球場を作っちゃいます。完全に何かに取り憑かれたように。

奥さんよく後押ししたよ。この奥さん本当理想です。結婚したい女子はみんなこの映画観ると勉強になると思うよほんとに。うん。

 

そしたら当然家計は火の車でしょ。

そこで夫婦会議をしてる所に、娘のカリンがこんな事言ってきます。

「パパ、野球場に誰かいるよぉー」って。

いや、子供はみんなエスパーですから仕方ないんすよ。本当にいるんです。

死んでるはずのシューレス・ジョーが………

 

 

 

そしてその後もレイはたくさんの天の声を耳にすることになり、第六感を固く信じるレイの小さな夢の野球場が、天国の野球場に変わっていきます。

 

 

 

 

過去にしこりを遺した人々を癒していく、夢のフィールド。

何がレイにここまでの使命感を感じさせるのか、映画の前半はまっっったく分からなくて、ありえないファンタジーの連続だったので、

「これ、悪いアメリカ商業映画の典型じゃん…あーがっかりーねむーてかねちゃおー」zzz

 

だったのですが、

 

後半。

アメリカン・ドリームの底力を見せつけられました…

 

すいません寝ちゃって…

 

でもほんと前半は悠長だったんですよ←

でも全て、それは後半への伏線。

 

 

おかしな夢物語だけど、人間が過去のトラウマを克服していく様の描写の妙は、

さすがアメリカの得意とするところ。

 

親子の軋轢を、野球を通して昇華していくのなんか、正直とても感動した。

レイには多分父ちゃんの電波が送信されてて、それが彼をここまで突き動かしたんでしょう。

 

私そういう親子愛の映画に昔からめっぽう弱いんですよね…

たぶん自分自身が憧れてたものだからなんでしょうけど。

 

 

私、高校時代、同じく親子の確執と和解を描いた映画として、ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』(2003)という映画が好きだったんですが、これには眼から体中の液体という液体全て流しきったんじゃないかってくらい泣かされましたよ。

 

主人公の父親は、奇想天外な笑い話で周りを楽しませる町中の人気者なんですが、

そんな父親の話が作り話だと気付いちゃった主人公が父親を信じられなくなり、確執が生じていく…

 

というお話でした

 

こちらも非常———にファンタジーな映画です。

極彩色で彩られた回想シーンと、父親が終末を迎えようとする病室の現代シーンが交互に映し出され、現代では父親の最期に寄り添う主人公が、今度は自分が父のおとぎ話を受け継ぐとでもいわんばかりに、病床の父に向かって渾身の作り話で語りかける。

 

この究極の優しい嘘つき親子が私の泣きのツボにハートアタックしてきて呼吸困難で死ぬかと思いました

 

愛情たっぷりな嘘って、2人だけの秘密みたいで、それが親子を和解に導く様子が観る人にたくさんの強烈な感情を呼び起こさせます

 

 

 

ここでいう「嘘」が、『フィールド・オブ・ドリームス』では「野球」ですね。

 

でもどちらも“夢”なんですよ。

 

その“夢”を一方が持ち続けたことで2人のバランスは崩れてはなればなれになり、

でももう一方がまた同じ“夢”を取り戻すこと、つまり共有することで和解するんです

 

 

ところで『フィールド〜』の中に、60年代にタイムスリップするシーンで、

かつてスター選手になる一歩手前で夢破れてしまったムーンライト・グラハムという医者のおじさまが出てきます。

私の愛して止まないイタリアのルキノ・ヴィスコンティ監督映画の常連であったバート・ランカスターが演じております

これが彼の遺作。

 

これまでの彼の役者イメージからは掛け離れた役なんですが、

これがまた、実に泣き落とし所な役で。

 

 

結局、レイの「天国の野球場」に立ってもやっぱり夢を叶えることはできないんですが、

またこれ、夢は夢のままで美しいとでも言わせたいんでしょうか?!

去り際、染みるんよ………

 

言いたくないけど、

 

はい、

 

美しかったです…

 

これが遺作って、ランカスター爺さん、かなり恵まれた役者人生送ったと思いますよ。

 

 

リオの吉田沙保里さんじゃないけどさ、まだ吉田さん去ってないけどさ、

敗者への喝采、退いていく様って、やっぱ得も言われぬ感情引き起こさせるじゃないですか。

美しかったよとても。

 

 

そしてシューレス・ジョーもまた、同じ役割としてのこの作品での象徴なのでしょう。

 

 

それが全部綺麗事と言われればまあそれまでだし、

そういった話が無理なひとは観なくていいんですけど、

仮にそれが綺麗事であっても、

挫折や確執さえも美しく描けるのがアメリカなんです。

 

 

それがアメリカン・ドリームです。

 

 

(…ていうか、この映画の主人公って、原作の作者と同じ姓(“キンセラ”)だよね?

自伝的な意図があるんでしょうかね。

そこちょっと気になるんで、なんか分かったらまた書きます)

 

 

なんか今“涙活”なるものが流行ってるらしいし、鼻セレブ片手にたまにこんな映画みて心の運動しとくといいよ!

 

あとは、おうちデートで恋人と一緒にみて泣いてみるとかね。

 

 

私はそんな計り知れたことできないんで、またいつか一人で観ますけど。

安くてかっったいティッシュペーパー握って。

 


 

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執筆者プロフィール

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執筆者:本部 萌

1990年12月26日 沖縄生まれ。東京育ち。
159センチ
スリーサイズ: B70, W55, H90

■活動内容
2013年明治学院大学文学部芸術学科映像芸術学専攻を卒業後、小劇場をメインに下積み女優活動を展開中。アローズプロ所属。
休みの日には映画館と自宅で年間約300本の映画を鑑賞するほぼ引きこもり生活を送る、「映画と結婚した独身専業主婦」。
たまに出るDJイベントでは60〜80年代の洋楽チューンを担当、特に80年代ニューロマンティックをこよなく愛する。
ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」のフォルムと毒気に惚れ込み、シータの如く神宮球場の空から舞い降りてつば九郎の頭にスカートを被せたい密やかな夢を抱いているが、野球そのものに関しては1チームが何人構成かも知らないくらいの知識。
阿佐ケ谷のミニシアター“ユジク阿佐ケ谷”、新宿ゴールデン街のロックバー“Happy”、野球バー“ぺんぎん村”で働く。

facebook: 本部萌facebook
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