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#02 『メジャーリーグ』【ノーパン映画レビュー】

#02 『メジャーリーグ』【ノーパン映画レビュー】

連載
崖っぷちパラシュートガールのノーパン映画レビュー

 

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映画『メジャーリーグ』

—ワイルド・サイドを歩け!!—

Major League(1989・米)

 

 

こんにちは。

“崖っぷちパラシュート・ガール”

本部 萌(もとぶ・もえ)です。

 

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先日風邪を引きました。

どうやらそろそろ水風呂生活も暗礁に乗りあげてきたようで、

“待ってくれる”で定評のある東京都水道局様にも見損なわれ、

果てには自らの身体さえも「もうお前の光熱費踏み倒しにはついて行けねえ」と赤旗を掲げ暴動を起こし始めたのであります。

 

 

意志に反し自分自身にも愛想を尽かされるというこの顛末。

扁桃腺まで腫れ上がり久々に全ての仕事をすっぽかし、数日間ベッド(と言ってもすのこを買うのをケチったので囲いの中で布団を敷いて眠るその奇妙な様態はまるでベビーベッドの中の巨大な子供)でひたすら孤独と戦っておりました。

 

 

 

やっぱりこういう時に強く思うのは、そんな機会に手を差し伸べてくれる人の存在なのです。

 

 

去年まで8人暮らしのシェアハウス生活をしていたのですが、

持病の慢性胃炎からの急性胃腸炎2回と顔面の帯状疱疹が3ヶ月立て続けに襲ってきたとき、

彼らはいつでも面倒を見てくれてたんですね。

 

 

いやもうね、あの優しさこそ無償の愛。

あいつのおかゆおいしかったなとか、私の帯状疱疹に薬を塗ってくれたあの子の手はあんまりにも理想のおかーさんみたいで私が健康でさえいればあの時握り返してあげたかったのに…

 

とかそんな事をベッドの中で考えていたわけです。

 

 

今じゃもうあのおかゆも、あの優しい手も、この部屋にはありません。

いつまで一人で、この体内で勢力を拡大していくクーデターと戦わなくてはならないのか…

それはまるで恥辱にまみれた裸の王様。

ミクロの決死圏。

ああ。

 

 

 

と思ってたらですよ

隣駅に住む職場の先輩が、大量のリポDと薬と食糧を持ってうちにやってきてくれたんです。

 

 

すごくないですか。

雨の中わざわざ隣駅からスーパーのレジ袋満タン2つ持ってですよ!!?!!!

 

もう本当にね、玄関前に立つ先輩の姿は雨露に縁取られた鈍くも優しい光で輝く阿佐ヶ谷のマザーテレサでしたね。

 

眩しかった。

 

おかげで2日でベビーベッドの死の床から帰還することができました。

 

 

ここまで文字通りの隣人愛というものを教えてくれる人がいると、

こっちも本気で何かお返ししたいんですよ。

満タンのレジ袋2つはまだ私には厳しいですが、

まずは第一歩として、この記事でガス代稼ぐことにしよう。

 

そして、あったかいお風呂に浸かってる自撮り送るんだ。

 

健気に後押ししてくれるたくさんのマザーテレサのために。

 

と決めたのでした。

 

 

 

 

 

 

本題行きますね。

第二回となる今回取り上げるのは、

世代の方の間じゃお茶の間レベルで有名な1989年のコメディ野球映画『メジャーリーグ』です。

(てか、こんなに連載序盤から有名な作品ばっかし取り上げてしまって大丈夫なんだろうか…

後から埋もれた名作をレヴューした所で検索されることってあるんでしょうか…もじもじ…

とか思ったけどそれはやっぱり私自身の映画とガス代に賭ける情熱にかかってると思うのでまあ大丈夫でしょう。うん!)

 

 

題材はアメリカに実在する球団、クリーブランド・インディアンスが送る、超気持ちぃ下剋上物語。

実際昔から弱小球団として有名で、作中でも34年もの間優勝から遠ざかってるという設定でございます。

てかむしろ、あの球団まだメジャー残ってるんだ?ぷふっ

ってくらいのレベルでしょう。

 

そこのオーナーがある日ぽっくりと亡くなります。そしてその後を亡き夫の妻レイチェルが継ぐことになるのですが、

このレイチェルって未亡人がですね、ある陰謀を隠し持っているんですね…

それは、球団のマイアミへの移転。

1年の観客動員数が80万人を下回れば本拠地への移転が認められることを利用し、彼女はマイアミでアハハな楽園生活を送ることに心躍らせているのであります。

そのためには、今までよりもぉぉおっと弱っちい球団を作らなくてはならないわけです。

 

 

そんなことはつゆ知らず、新たなチームメンバーとして集められたのは、メジャーとは似つかぬへなちょこな選手たち。

 

 

キャッチャージェイク・テイラー(トム・ベレンジャー)はメキシカン・リーグ出身でMVPに輝いたこともあったが、ひざの故障でここ数年低迷中。送球に難あり。

ピッチャーリッキー・ボーン(チャーリー・シーン)は車をパクってムショ暮らししてた所をスカウトされ、出所して入団。モヒカンにタトゥーという出で立ちで、出会い頭に「カボチャ頭」の愛称を頂きます。

この男、めちゃくちゃ速球なんですがコントロールが恐ろしく悪く、文字通り凶器めいたデッドボールを連発してきます。

三塁手ロジャー・ドーン(ゴービンなんとか)はベテランなんですがまあ野球を道楽と考えてる典型的な高等遊民でして、

「俺は来年からプロに行くのさぁ〜」とか言ってそれを理由に危険なプレーを避けるので、よく若手と対立してますね。

ウィリー・メイズ・ヘイズ(ウェズリー・スナイプス)は初対面からいきなり「ウィリー・メイズのようにプレーし、ボブ・ヘイズ並みに足が速い」と結構熱めな自己アピールをしてくるんですが、

どうやら選手の招集リストに名前が無かったようで、不法侵入者として寝てる間にベッドごと外に担ぎ出されてしまいます。

ところがこいつは諦めない。翌朝目覚めると練習場に乱入、ダッシュで本当に俊足を見せつけ、正式に中堅手のポジションをゲットしました。

信仰の自由を求めキューバから亡命してきたペドロ・セラノは敬虔なブードゥー教信者。右翼手で、直球ならホームラン、変化球なら空振り、と極端なやつです。

だから変化球はいつも神頼み。試合前に決まって儀式をするので、ロッカーは葉巻やらラム酒やらでごった返しております。

そして監督にはマイナーの監督をしていたルー・ブラウンが就任。タイヤ工場を経営しつつ二足のわらじを履いてるんですが、このおっさんとても優しくてね、この問題児たちに決して愛想尽かさずにやさーーしくサポートしてくれるえぇ監督なんです。

 

 

 

…と、こんな感じにコメディ要素満載な布陣で新たなシーズンがスタートするんですが、

当然最初は負けが続くわけです。

おまけにジェイクは忘れられない元カノリンの新恋人とのデート現場に遭遇、恋心が再燃してストーカーに走る、なんてゴタゴタもあったりしてね。

 

 

ところがある日、ひょんなことからリッキーのノーコンぶりが単なる近眼のせいだったことが発覚。

監督に渡されたダッッサい眼鏡をかけて登板した所、彼の本領が発揮されたことを機に、チームは調子が上がり始めちゃうんですね!!

ジェイクの送球も本来の力を取り戻し、高等遊民のドーンも周りに諭され本気でプレーするようになり、

応援するだけ無駄だとほざいてた観客たちの歌声にも力が入っていき……

 

そうです!

 

動員数が上がっていくんです!!!

 

 

そうなるとオーナーのレイチェルは気が気じゃありませんね。

選手の士気を削ぐべく、今まで裏で湿っぽくやってた嫌がらせを堂々とやるようになり、

レイチェルの画策を悟った監督が、ついに会議で選手たちに全貌を話してしまいます。

 

チームが負け、動員数を達成しなければ、選手は全員クビになる。

 

…となると残された道はひとつだけ…

 

もちろん。

 

インディアンスが優勝することです!!!

 

 

ついでにジェイクは優勝してリンのハートまでも手に入れちゃおっ☆ていう男気です!!

二兎を追う男。

だって欲しいものは全部欲しいもんね!

それでこそ男!!

欲しいものは何兎でも追っかける!

 

 

いよいよ一致団結した選手たち。

快進撃を続けるとともに、地元での人気はうなぎのぼり!

中でもリッキーは特に人気出ましたね。

街中のパブでは決まって美人なおねいちゃんに声かけられるし、

登板時のテーマソング、XのWild Thing(洋楽レヴュー読んでね♡)のタイトルがそのまま彼のお茶の間の愛称になり、

リッキーの顔にどどーんとWild Thing!!って書かれたTシャツが売られたりしちゃって、

かつての弱小球団なんか見る影もなくなって、地元連中がみんな応援し始めます!!

しまいにはアメックスカードのCMにも出ちゃうんだぜ!!わお!!!

 

 

(チャーリー・シーンかっこいいよねぇ。だってセクシーなんだもん…あれじゃ経験人数5000人言われても鵜呑みにしちゃうのは私だけかしらん。きっと女の子は順番待ちだよね。そういえば宍戸錠は600人とか言ってたな。←関係ない

お兄ちゃんのエミリオ・エステベスも渋くてすきだな。あ、『プラトーン』のチャーリー・シーンも最高なのでぜひ。)

 

 

んで超順調にチームは勝ち上がり!

ついにヤンキースとの決勝戦を迎えるのであります。

 

 

 

 

やっぱり下剋上って夢があるよね。

しかも非常にトントン拍子にのし上がってくれるんで、何も難しく悩む必要はございません。

ただ映画に身を委ねていれば、勝手に気持ちよくなれる作品です。

んでキャラクターがどいつもこいつも憎めないカワユスな奴らですから、コメディとしておもっきし楽しめる。

ブードゥー教を笑いにしちゃうブラックユーモアも目立ちますけど。

 

 

あと田舎ならではの「地元の球団」感がよく映せてます。

今年のインディアンスはどうだとかいう街の声が随所に挟まれてて、最初はみんな“shit”しか言わなかったのに、途中から「なかなかやるな」とか言って見直しはじめる。

広島カープみたいに負けても愛されるとか一切なくてみんな辛辣ですよぉ。

むしろ地元民すら全く期待してない所からの、あの這い上がりっぷり。

地元愛を再び確認するバーの飲み客たち。

街の一体感。飲み屋で友達も増える。

 

 

この映画ね、なんか観てるこっちも、こうした地元民と一緒にスポーツバーで、いや満員の球場で!

ロマン溢れる弱小インディアンスの逆襲に夢を託し応援したくなる、いやいや既にしてる!みたいな、

そんなワクワク感で彩られてるんですわぁ。

なんでかって、やっぱり役者たちがとってもイキイキ!!してるんですよ。

なんでも、ここで選手を演じてる役者さんたち、みんな高校とか大学で実際に野球をプレーしてた人たちを集めてるらしいんですね。

それだけあって、緊張感がグッとくるの!

試合前のナーバスな演技とかリアルなんだよ!実際の野球の試合みるよりハラハラできて面白い(まぁカッティングと音響効果の妙とかあるし映画なんだから当然といえば当然だ)。

 

 

それにチームプレーを描く映画って、試合の裏側の、選手それぞれが持つストーリーがあって、

そこが見どころだったりするんだよね。

んでコメディなんで、なんかみんな終始突き抜けて明るくて、

ジェイクの恋なんか、婚約者がいる元カノを奪おうとしちゃうっていう(しかも相手の男は弁護士=金持ち)、わりと疲弊する道を迷わず突き破って進むポジティブさね。

スポーツバカの執念ってイヤミがなくて可愛いんだよねぇ。

 

 

そして優勝狙うチームの一体感。

これも一人ひとりのピュアな情熱の結晶なのです。

 

 

やっぱりコメディ+下剋上ものは疑う余地なく面白いよ。

夢いっぱい詰まってるもん。

これぞ王道オブ娯楽映画!!!

 

 

 

なんだか最近冷え切ってるカップルのみんな、

野球に興味まったくない彼女も、野球しか趣味がなくて彼女と話すことがないとほざいてる彼氏も、

野球なんか全っっ然分かんなくても分かった気になれておまけに笑えてスカッとする!

そんな“Wild Thing”なこの映画みれば、明日からきっと仲良しになれるよ!!

 

 

TSUTAYAで、迷ったらとりあえず手に取って観てみよう。

でも彼女はあんまりチャーリー・シーンがかっこいいって言いすぎないようにね。

どんな素敵な彼氏でもチャーリー・シーン相手には手も足も出ないからね。

 

だってやっっぱりセクシーなんだもんっ!!

 

でも私的ナイスキャラMVPはウィリー・メイズ・ヘイズです。

 

 

 

今日も読んでくれてありがとう。

またね!


 

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執筆者プロフィール

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執筆者:本部 萌

1990年12月26日 沖縄生まれ。東京育ち。
159センチ
スリーサイズ: B70, W55, H90

■活動内容
2013年明治学院大学文学部芸術学科映像芸術学専攻を卒業後、小劇場をメインに下積み女優活動を展開中。アローズプロ所属。
休みの日には映画館と自宅で年間約300本の映画を鑑賞するほぼ引きこもり生活を送る、「映画と結婚した独身専業主婦」。
たまに出るDJイベントでは60〜80年代の洋楽チューンを担当、特に80年代ニューロマンティックをこよなく愛する。
ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」のフォルムと毒気に惚れ込み、シータの如く神宮球場の空から舞い降りてつば九郎の頭にスカートを被せたい密やかな夢を抱いているが、野球そのものに関しては1チームが何人構成かも知らないくらいの知識。
阿佐ケ谷のミニシアター“ユジク阿佐ケ谷”、新宿ゴールデン街のロックバー“Happy”、野球バー“ぺんぎん村”で働く。

facebook: 本部萌facebook
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