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  • #09 ジョン・フォガティ―-『センターフィールド』John Fogerty‐”Centerfield” 【1いいね10円洋楽レビュー】

#09 ジョン・フォガティ―-『センターフィールド』John Fogerty‐”Centerfield” 【1いいね10円洋楽レビュー】

#09 ジョン・フォガティ―-『センターフィールド』John Fogerty‐”Centerfield” 【1いいね10円洋楽レビュー】

連載
ネバーエンディングサバイバーの1いいね10円洋楽レビュー

 

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ジョン・フォガティ『センターフィールド』
John Fogerty‐”Centerfield” (1985)

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

“ネヴァー・エンディング・サヴァイヴァー”

本部 萌です。

 

 

ご挨拶のネタがないので心理テストします。

 

劇的にさむいので読み飛ばしてください

 

 

p_survivor_09_800_01

 

きっとあなたも、あなたのおかあさんもひょっとしたらおばあちゃんも食べていた

一家にひとつのこのお菓子

 

「○じめなおかし」

 

いったいどんなお菓子でしょう

 

 

「みじめ」とお答えになったあなたは

 

ずばり不幸な人生を歩んでいます!

不幸は流行り病です。

今すぐ転職するか恋人と別れるか離婚するか死ぬかしましょう

 

 

「いじめ」とお答えになったあなたは

 

あなたは性格が悪いかサディストか性的倒錯者です

たいていの人には嫌われるので、治しましょう

 

 

「まじめ」とお答えになったあなたは

 

ずばり面白味のないひとです

でも正解です。

喜びましょう

 

 

 

では。

今回ご紹介する曲は野球の歌ですよ。

ジョン・フォガティの『センターフィールド』(1985)!!

Centerfield

ジョン・フォガティと聞いてピンときたあなたは多分おっさんかそれなりのロック野郎かのどちらかでしょう。

このお方は、1960年代後半~70年代初頭にかけてたいへんな隆盛を極めたアメリカのバンド、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル、通称CCRのフロントマンだった方です。

彼らの音楽性は一口にサザン・ロックの代表と呼ばれますが、彼ら自身はカリフォルニア州サンフランシスコ、つまり西海岸の出身。

当時のアメリカは何といってもカリフォルニアを中心としたヒッピー文化が流行していたころですよね。そんなサイケデリックロック一色だった時代に、彼らの作り出す土臭い古き良きストレートなロックンロールというのは逆にシンプルすぎて目立っており、大衆の心にガツンと剛速球を投げ込んだというわけですね。

もしくはラヴ&ピースみたいな浮かれた時代なんぞ長くは続かないという先見の明があったのかもしれませんが。

CCRでいちばん広く親しまれている曲は“Have You Ever Seen the Rain?(雨をみたかい?)”ですね、日本でもCMに使われてた。

Have You Ever Seen The Rain (Album Version)

 

ついでに言うとこの曲はベトナム戦争の反戦歌だと一般に思われていますが実際はCCRの活動がピリオドを迎えそうな頃の切なさを歌った曲なんだそうな。

 

で、あの類まれな野太い声が印象的なジョン・フォガティさんですが、彼はヴォーカリストであるだけじゃなく、ギターやCCRのほとんどの作曲を担当しており、さらにはサックスやピアノまでなんでもやっちゃうメチャクチャすごい人なんですよ。

CCRは四人組なんですけどそんなジョン・フォガティばっかりが注目されたためにバンド内は次第にギクシャクしていって、1968~72年という短い期間でバンドは解散してしまいました。

“Have You Ever Seen the Rain?”も1971年の発表なんでね、最後はあっけなく終わっちゃったんでしょうかねぇ。

 

まあこうやってフロントマンありきになってるバンドは多々おりますけども(笑)・・・

分かりやすいとこだとニルヴァーナのカート・コベインとかドアーズのジム・モリソンとかね、日本だとあまりいないけど・・・ミスチルの桜井さん??

要するにカリスマすぎて集団行動向いてないんだよね。周りのメンバーがあってバンドとして成り立ってるのは当然なんですが、彼らはカリスマを支えてくくらいの家臣的な懐の広さでないと早々と解散するかフロントマンが病んで自殺するかのどちらかです。

 

ビジネス業界の闇っておそろしい。

 

 

かくしてCCRが解散したのちも、ジョン・フォガティはソロでCCRサウンドをやり続けていらしたのですが

その後CCRの楽曲の著作権問題のイザコザに巻き込まれ裁判沙汰にまでなり、しばらくレコードを出すこともできずご隠居生活を送ってたんですね・・・

なんでもCCR時代に所属していたレーベルの契約が残ったまま解散したのが災いして、彼らの著作権を持っていたそのレーベルがですね、ジョンがソロとして発表した新しい曲を、過去にCCRでジョン自身が作曲した別の曲の盗作だ、なんつって訴えたっていうね、

つまりジョン本人が本人の曲をパクったっていうのを権利もってる第三者が訴えたという、そんなこと言うヤツ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフ・タネンくらいだろってなモンなバカバカしい茶番劇に巻き込まれたってわけでしてね、

 

やっぱりビジネス業界っておそろしいんですねー。

 

 

しかしジョン・フォガティはへこたれませんから。

それは男気みなぎる彼の実直なロックンロールに表れているとおりですから。

1985年、この曲をタイトルに冠したアルバム『センターフィールド』で復活を遂げます!!

 

 

 

 

んで今回ご紹介する曲『センターフィールド』はこのアルバムからの第一弾シングルで、ちゃんとビルボードでNo.1も獲得しました!

みんながジョン・フォガティのお帰りを待っていたということです!さすがっす。

 

この曲は2009年4月、新生ヤンキーススタジアムのオープニングセレモニーで彼自身が歌っていました。

今でもメジャーリーグでゲーム時のBGMとして愛されている曲なんですね~。

 

どこかカントリーの匂いも漂わす軽快なロックはCCR時代のまんま。

耳にした瞬間、あったかい太陽の下球場の青い芝生がキラキラっと目の前に飛び込んでくるような輝かしさであります。

イントロで流れる、観客席の応援をイメージした手拍子も、まるでジョン・フォガティの復活劇を自分で祝しているような拍手喝采にも聞こえる喜びにあふれた、まさにロックスターの復活にふさわしきポップナンバーなのです!!

 

まあ、例によって、派手ではないんだけどね!

 

 

 

さぁ、太鼓を鳴らせ!鳴り物を持て!おひさまがお出ましだ!

新しい芝生のフィールド。生まれ変わったような気分。
三塁を回ってホームにヘッドスライディング。茶色い目のハンサムな男さ。
こんな感覚って、みんなわかるだろ?

しばらくマッドビルの連中をベンチから観察していたんだ。
そうさ、厳しい場面を三振で切り抜けて固さが取れた。
さぁ“セイ・ヘイ”ウィリー・メイズでも、タイ・カッブでも、
ジョー・ディマジオでもなんでも呼んで来やがれ。
「そりゃムリだ」なんて言うなって。いまがその時なんだから。

まかせろ!オレにまかせろ!

さぁ、くたびれたグローブ、自家製のバット、おろしたてのスパイクを持ち出せ。
このゲームの山場がやってきたぜ。
ボールを打つ…全員にハイタッチ…太陽にも祝福される。
行ったぜ!キミは言う「サヨナラだ!」

さぁ監督、オレを出してくれよ。準備は万端さ。
さぁ監督、オレの出番だろ。今日はやってやるさ。
オレを見ろよ。フィールドの主役はオレなんだ。

 

(出典:『訳詞如来が来ましたが?』さん、一部略)

 

ふむ。

曲調歌詞どれをとっても野球のBGM。

さらにはスター選手の登板時のテーマ曲にも使えそう。

でもきっとその「スター選手」って、ジョン・フォガティが自分のことを歌ってるような気もするのであります。

 

久しぶりに表舞台=センターフィールドに立つオレ。

新しいレーベルと契約もしたし

野球ならウィリー・メイズでもジョー・ディマジオでも、音楽ならストーンズでもマイケルジャクソンでもなんでも(なんでも過ぎるか)来やがれ!

今のオレまじ最強。主役はオレだから!

 

っつって、んでちゃんとチャートでも一位とって、

いきなり「ほら見ろよ!サヨナラだ!」ってぶちかましてきたっていうね。

 

そんな出来過ぎたジョン・フォガティ無双復活劇の幕開けを感じさせるんですわ。

 

なんでも元々ジョン・フォガティさんはかなりの野球好きだそうです

おそらくね、いろいろな不遇があった後のようやく切り出せた再出発の心意気を、野球に例えて歌った(彼のハスキーボイスだと最早吠えてる)ようにも思えますね。

 

ブランク明けってね、経験したことある方なら分かるでしょうけど、いくら自分はできるって鼓舞しててもね、あの時の迷いと焦りって、もうこれ以上ないくらいの恐怖感と絶望感に襲われるんですね普通は。

もう経験に頼るしか能のない凡人じゃまじで何にもできなくなるんですけど、

まあこの方はさすがのジョン・フォガティですから、天才ですから、

ちゃーーーんとサヨナラ満塁逆転ホームランをお迎えしてくれるんですねぇ。

表現者でもスポーツ選手でも、表舞台に立つ人の才能が本物かどうかって、たぶんブランク明けに表れるんだと思うのです。

 

 

ちなみに、2010年にフジロックで来日した時には、

歌詞のジョー・ディマジオの部分をイチローに変えて歌ってくれたらしいよ。

この年のフジロック行ったのに当時まだジョン・フォガティ知らなかったから見てなかった私を責めたくなるエピソードである。

 

 

それにしても40年以上音楽界のトップランナーで居続けて、ずっと変わらないストレートなロックンロールをいまだにやっているところに彼の本領があると思いますね。

普通はどんなアーティストでも多少なりとも色んな変化をつけていくものですけど、

そんな中でCCR時代から流行や売れ線なんかもろともせず自分の音楽を貫いていく、その姿勢にこそロックの精神を感じます。

CCRがよく反骨精神やオルタナティヴ・ロックの開祖、なんて言われたりしますけど、

要するに音楽ってジャンル云々なんかよりも、その精神性なんだな。

 

っていうのを最も分かりやすく教えてくれたアーティストのひとつ、

それがCCRでありジョン・フォガティさんなんですよねぇ。

 

 

 

あなたのいいね!でサヴァイヴァーに10円が支払われます!よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

執筆者プロフィール

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執筆者:本部 萌

1990年12月26日 沖縄生まれ。東京育ち。
159センチ
スリーサイズ: B70, W55, H90

■活動内容
2013年明治学院大学文学部芸術学科映像芸術学専攻を卒業後、小劇場をメインに下積み女優活動を展開中。アローズプロ所属。
休みの日には映画館と自宅で年間約300本の映画を鑑賞するほぼ引きこもり生活を送る、「映画と結婚した独身専業主婦」。
たまに出るDJイベントでは60〜80年代の洋楽チューンを担当、特に80年代ニューロマンティックをこよなく愛する。
ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」のフォルムと毒気に惚れ込み、シータの如く神宮球場の空から舞い降りてつば九郎の頭にスカートを被せたい密やかな夢を抱いているが、野球そのものに関しては1チームが何人構成かも知らないくらいの知識。
阿佐ケ谷のミニシアター“ユジク阿佐ケ谷”、新宿ゴールデン街のロックバー“Happy”、野球バー“ぺんぎん村”で働く。

facebook: 本部萌facebook
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