第三十三回戦《オカルト投手三本柱「愛ゆえに幽霊化してしまった女性たち」》 都市ボーイズの「オ・リーグ」
- 投稿日:2017/02/10 20:00
- 更新日:2017/02/27 11:59
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オカルト・都市伝説をお送りする”都市ボーイズのオカルト・リーグ略して”「オ・リーグ」“!
人気ポッドキャスト番組『都市伝説 オカンとボクと、時々、イルミナティ』のMCを務める都市ボーイズの二人が、オカルト・都市伝説にまつわる話を語ります。
今回は、いったいどんな試合になるのでしょうか。
YAQUEオリジナル!都市ボーイズの「オ・リーグ」
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(オ・リーグはリスナー読者含めた総作家制です 岸本・はやせ談)
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※当コンテンツは下記テキストでも楽しめます。
都市ボーイズがお送りするオカルトリーグ、略して『オ・リーグ』!
岸本:はい、どうも。都市ボーイズ、岸本です。よろしくお願いします。
早瀬:よろしくお願いいたします。どうも、都市ボーイズの早瀬康広です。よろしくお願いいたします。
岸本:ということで、本日も『オ・リーグ』やっていこうと思うんですけれども、今回で33回戦目ということで、ゾロ目ね。ゾロ目。33回やってきたということでございますけれども、この『オ・リーグ』、何の番組かといいますと、オカルトリーグの略でございまして、僕ら都市ボーイズというユニットがオカルトとか都市伝説とかアングラ話みたいなことを発信していくというような番組でございます。
で、こちらの番組、『オ・リーグ』をやっている都市ボーイズというのは、普段から都市伝説、オカルト話などを伝えていくというようなユニットでやっておりまして、この『YAQUE』の『オ・リーグ』のオカルト担当というような位置でやっておりますけれども。
私たち、この『オ・リーグ』、2人いるので、交互に企画を立てまして、岸本回、早瀬回というような具合で進んでいるんですけれども、今回33回目、奇数回のほうは岸本の回ということで、本日は岸本が話をしたいなと思っておりますけれども。
じゃあ企画のほうをもう早速やっちゃおうかなと思うんですけれども。
早瀬:お願いします。
岸本:いきます。
「オカルト三本柱」!
岸本:ということで、オカルト三本柱という企画でございます。野球でも三本柱というのがございまして、投手三本柱というのがありまして、野球でもうまく1年まわしていくには3本優秀な柱がないと立ち行かないということで、大体どのチームにもいると思うんですけれども、そういう柱になる3本ぐらいが。そういうのもオカルトでもあるんじゃないかということで、僕ら『オ・リーグ』でそういう三本柱を紹介していくというようなコーナーなんですけれども、だからジャンルごとでいろんな柱を紹介しているんですが、今回、僕がこの三本柱で選びましたジャンル、いきます。
「愛ゆえに幽霊化してしまった女性たち」!
岸本:ということでね。
早瀬:どういうことだ? これ。逆はあるけどね。なんか映画でもね。『ゴースト』ね。
岸本:『ゴースト』、なんだっけ? 『ニューヨークへ行く』みたいな(笑)。
早瀬:『ニューヨークの幻』みたいな。
岸本:『ニューヨークへ行く』はベイブか。ありましたよ。
早瀬:ありますけど。
岸本:結構さ、幽霊いっぱいいろんな話あると思うんですけれども、なぜなったかとかっていうところ、話があるものとないものが結構あると思うんですけれども、その中でも男女間、今回は恋愛というか、愛とかそういう男女間でのことが原因で、原因でというか、要因になって、それが女性の幽霊を生んでしまったんじゃないかみたいな物語がある話を3つ。僕が結構気に入っている話を3本紹介しようかなという感じでございます。
じゃあ、こんな感じで1本ずつ話していきますけれども。いきますよ、じゃあ1本目。
「シーザーホテルに現れるルシンダという女性の物語」
岸本:でございます。
これ、ロウズドンシーザーホテルというホテルがありまして、そこの創業者、トーマス・ローっていう方がいるんですね。すごいお金持ちの方なんですけれども、そのトーマス・ローさんが海外留学中、超言いづらいね。海外留学中に……。
早瀬:そんな言いづらくないけど(笑)。
岸本:出会ったルシンダっていう女性がいたんですね。で、トーマス・ローさん、そのルシンダにもう一目惚れですよ。一気に恋をしてしまいまして、2人はそこで深く愛し合っていくわけですよ。留学先でね。しかし、ルシンダの両親、女性側の両親が2人の交際を認めなかったんですね。というのも、トーマス・ローさんはお金持ちだし、ちょっと身分が違うっていうのもあったし、なかなか両親が認めてくれなくて、ローはもうじゃあ泣く泣くというか、もう帰国するしかなかったと。アメリカのほうに。数年経った後に、そのローさんのもとに1通の手紙が届くと。それはルシンダさんから送られたもので、彼女の遺言状が届いたんですね。彼女はもう死ぬ寸前だったんですけれども、その一縷の望みを託してこの手紙を書いたと。
その手紙の内容というのが、
『時は永遠よ。あなたをずっとあの噴水で待っています。あなとと、あなたとの永遠の愛がかなうその日まで。』
手紙では噛んでないんでね。今すらっといってるんですけれども。
早瀬:ああ、手紙どおりかなと僕は思っちゃいました。
岸本:ほんとですか。ちょっと気持ちが入ってたかもしんない。そうかもしんないんですけれども、要は噴水で待っていると、あなたをずっとと。死ぬ間際に書いているんですね。で、それを見たローさんもいたく感動したというか、まだ想っていてくれたんだということで、その相手はもう、ルシンダはもう死んじゃうんですけれども、ずっとローさんも心に残ったまんま、徐々に年齢を重ねていって、最終的には普通に死んでしまうんですけれども、現在2人のトーマス・ローさんが、2人というか、トーマス・ローさんの作ったロウズドンシーザーホテルっていうのがあるんですけれども、そこに先ほど手紙にきた噴水のレプリカを作りまして、ローさんは。で、そこを待ち合わせにしようというような意味を込めてレプリカを作ったんですって。
そうしましたら、この噴水でホテルの宿泊者が仲睦まじく手を取り合う男女の霊を見るっていうことが多発するようになったということで、ルシンダさんとローさんは自分の作ったホテルの噴水で、永遠の愛を誓っているんではないかみたいな、ちょっとかわいいお話ですけれども(笑)。
早瀬:ディズニーみたい、なんか。
岸本:ちょっとね、いい話というかね。