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「”芸人は舞台で芸だけをやっていればいいんだ”と思っていた」 時事芸人・プチ鹿島インタビュー(1)

「”芸人は舞台で芸だけをやっていればいいんだ”と思っていた」 時事芸人・プチ鹿島インタビュー(1)

時事芸人プチ鹿島ができるまで


ポスト真実、炎上、SNS疲れと、なんとも生き辛くなって来ているように思えるネット社会。政治、お笑い、スポーツなど硬軟織り交ぜて語る芸風で知られる 時事芸人・プチ鹿島さんに社会に余裕を与える”半信半疑”の精神について伺いました。シリーズ全七回に渡ってお送りします。

プチ鹿島(ぷち かしま)
芸人
70年生まれ。オフィス北野所属。
TBSラジオ「東京ポッド許可局」、「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水ニュースプレゼンター)などに出演。2013年8月に発売した著書「教養としてのプロレス」(双葉新書)は6刷後、文庫化。主な連載コラムに「文春オンライン」、「東スポWEB」、「Number Web」等。

持ってるもの全部を繋げたら、道が開けた



──鹿島さん、今日はどうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

 

──現在各メディアでご活躍の鹿島さんですが、「時事芸人プチ鹿島」はどうやって生まれたのでしょうか。


最初は普通にコンビ活動をしてたわけですよ。その頃は「芸人は舞台で芸だけをやっていればいいんだ」とか、「芸人たるものブログで文章なんか」とか、思ってたんです。


──今の鹿島さんからは想像できないスタンスですね。


ゴリゴリの芸人保守派と言われてましたね(笑)。頭でっかちで「昔ながらの芸人」に憧れていただけなのかもしれない。たけど、コンビを解散してフリーになったときにはもう37歳だった。そこで友達が、「鹿島さん、もうピンで、しかもフリーで1人でやっていくんだったら、情報発信は絶対必須だから」ってブログを作ってくれたんです。解散もしたし、おっさんだし、ブログも開設してもらったし、いろいろ広めてかなくちゃいけないから、じゃあ一回それまでの理想の芸人像を忘れて、もう新しいことやろうって。もともと僕、新聞の読み比べとか時事ネタを追うとか、昔っから好きだったんですよ、それこそ10代のころから。だけど、これは自分の嗜みとしてずっと持ってたんですけどね。


──芸とは別で。


全然別にしてたんです。でも一人になったときに、カッコつけずに何でもやろうって思ったんですよ。だから、嗜みとしてやってた時事ネタで思うことを書いてみたりとか。


──そこではじめて芸として、時事ネタを 。


最初にやったのが「うそ社説」っていうので、社説のパロディーをやったんですね。社説って「誠に遺憾である」とか「~せよ」とか、偉そうじゃないですか。
そこをからかってやれって。


──○○というのはいかがなものか、って言ってるイメージありますね。


そうです。社説っていうのは、いちいち小言を言う大御所の師匠だと思えばいいんだ、と。今度出る本にもそれを書いたんですけど、それを楽しんじゃえばいいじゃんていう。なんだったら、社説を勝手に自分で書いてやれ。で、どうでもいいくだらない芸能のことに誠に遺憾であるとか、そういうのをブログで発信していったら、結構いろいろ目に止めてくれる人がいて、連載も増えてって、オフィス北野にも入ることになって……。


──いい流れになっていったと。

“敗れ去った芸人”から偉大なるスキマ産業へ



あと、もう一つは、大きいのはあれですよね。東京ポッド許可局っていうポッドキャストをはじめたこと。マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオっていう、2008年かな。当時、みんな暇だったんですから。で、ポッドキャストも自分からの情報発信ですよね。あれも、駄話やってますけど、「トークに自信あります」っていう、実はそういう裏テーマがあって。業界へのプレゼンという意味もあった。それをやってったら、まあまあ聞いてくださる方がいて、ライブをやったら2,000人集まって、TBSラジオで拾ってもらってっていう流れで……。

東京ポッド許可局 ~文系芸人が行間を、裏を、未来を読む~


──それで今に至るんですね。


これって言ってみれば、もうほんとに偉大なるスキマ産業なんですよ。だって、そりゃそうじゃないですか。テレビで王道で「エンタの神様」とか「M-1」とか出てないんですから。


──たしかに。


もっと言ったら、そこまでに行けない、敗れ去った、本来だったらもうそれで終わりの芸人なんですよ。だけど、やっぱりネットがこれだけ広がってくると、同じ面白いでも、その考え方面白いねとか、その見方面白い、その見立て面白いねっていうのが成り立つスキマがあったんですよ
僕、芸人としての漫談ライブは年に3回ぐらいやる程度で、別に毎週舞台に立ってるわけじゃないです。ただ毎日何かネタを考えて書いたり、ラジオで何かを調べて喋ってると、それこそ「コンビ組んでたときよりもネタを発表してるなぁ」っていう、「ほんと嬉しいな」っていう実感があるのが今ですね。


──自分のやってたことをつなげたら、道が開けたっていう。


そうなんです。今は全部がつながってるんですよ。だから、普段の書いたり喋ったりをもう一回洗い直していくと、それが2時間の漫談ライブになるし、逆に、漫談ライブでやったことを、整理して書き下ろししたっていいわけだし。あれだけ無駄な時間を送ってきたけど、今に役立ってる。実は無駄な時間なんてねえんだなっていうのは、最近つくづく思いますね。

 

次回は「中畑清のユーモア精神がツッコミ社会に勝った瞬間」 時事芸人プチ鹿島 インタビュー(2)。2017年3月7日に公開予定です!

【プチ鹿島・新刊が出ます】
芸人式新聞の読み方(幻冬舎)  2017/3/9発売
なぜか新聞がどんどん好きになる! 人気時事芸人による痛快&ディープな読み方、味わい方をお届けする本書。結局、新聞にこそ、世の中の仕組みが詰まっているのです!

芸人式新聞の読み方

 

プチ鹿島(ぷち かしま)
芸人
70年生まれ。オフィス北野所属。
TBSラジオ「東京ポッド許可局」、「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水ニュースプレゼンター)などに出演。2013年8月に発売した著書「教養としてのプロレス」(双葉新書)は6刷後、文庫化。主な連載コラムに「文春オンライン」、「東スポWEB」、「Number Web」等。
twitter: @pkashima
blog: 俺のバカ

聞き手・編集:YAQUE 編集部

今週のイベント情報

1週間以内

2014/12/01

19:00~21:00

審判のポーズ練習会 in 代々木講演

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〒151-0052 渋谷区代々木神園町2-1

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自分でやってみることで、審判の大変さを知るイベントです。自分でやってみることで審判の大変さを知るイベントです。

主催:スポーチュア

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